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奇跡の一夜が訪れる・・・。
荒井英治(第1ヴァイオリン/東京フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター)
戸澤哲夫(第2ヴァイオリン/東京シティフィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
小野富士(ヴィオラ/NHK交響楽団ヴィオラ・フォアシュピーラー)
藤森亮一(チェロ/NHK交響楽団首席チェロ奏者)

*モルゴーア・クァルテットのプロフィールはこちら

【プログラム】
●ハイドン伝:弦楽四重奏曲ヘ長調「セレナード」作品3−5
●ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第7番嬰へ短調作品108
●ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」作品59−3
*プログラム変更のお知らせ
当初、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は第6番を予定しておりましたが、第7番に変更になりました。あらかじめご了承ください。

〜第2ヴァイオリンの戸澤哲夫さん(前橋市出身)からメッセージを頂きました〜

 次回の公演で定期演奏会30回を数えるに至ったモルゴーア・クァルテットが、初めて群馬の地を訪れることになりました。我が国を代表する弦楽四重奏団として紹介されるモルゴーアは、国内有数のオーケストラ・トップメンバーで構成されるが故に、定期演奏会以外の公演がとても難しい団体ですが、今回、たった1日だけ皆のスケジュールが“奇跡的”に合致したことで実現した、とても貴重な機会と言えます。そして私、戸澤にとっては、出身地群馬についに「モルゴーア」をご紹介出来る、大変嬉しい場となります。
 すでに15年の歴史を有するモルゴーアは、実は私にとっても憬れの対象でした。既に各オーケストラの要職にある者のみでスタートした時点では、私はまだ大学生で当然メンバーではなく、前任者の青木高志さん(東京フィル・コンサートマスター)を加えた4名で、他にはない強烈なキャラクターをもって、あっという間に聴衆の心を捉え人気弦楽四重奏団となったモルゴーアに、室内楽好きの私が注目を持たないはずはありませんでした。まさかそのモルゴーアで演奏するなどとは想像すらしていなかった自分が、7年前に青木さんから第2ヴァイオリンを引き継いで、今こうしてメンバーとしてこの紹介をする立場にいることは、不思議でもありますし感慨深いものでもあります。
 私事が長くなってしまいましたが、今回のプログラムでは、モルゴーアの最も得意とする「ショスタコーヴィチ」をはじめとして名曲を取りそろえておりますので、音楽の形態としてもっとも無駄のない、そして同族楽器のみの極めて純化した響きを持つ弦楽四重奏独特の魅力=醍醐味を、この団体ならではの迫力をもって、クラシック音楽ファンだけでなく初めてというお客様にも、存分に味わい楽しんでいただけると確信しています。CDなどとは一味も二味も違う弦楽四重奏の「生」の響きを、ぜひこの機会に桐生に足を運んで頂き、皆さんの肌で感じていただければ、と思います。
それでは、10月31日にお目にかかりましょう!
◆平成20年10月31日(金)午後7時開演(6時30分開場)



芸術文化振興基金
助成事業

◆桐生市市民文化会館小ホール
◆全席指定
一般・・・・・・・・・3,500円(るうふ会員3,200円)
高校生以下・・・2,000円(るうふ会員900円)

 

MORGAUA QUARTET (モルゴーア・クァルテット) は、ショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため、第一ヴァイオリン荒井英治、第二ヴァイオリン青木高志、ヴィオラ小野富士、チェロ藤森亮一によって1992年秋に結成された弦楽四重奏団。
翌’93年6月に第1回定期演奏会を開始。
’96年6月に東芝EMIから《モルゴーア・クァルテット ショスタコーヴィチVol.1》でCDデビュー。その後’97年1月に《同Vol.2》’97年6月に《同Vol.3》を続けてリリースする。’98年2月には同じく東芝EMIから1970年代のBritish Rockを弦楽四重奏の為に再構築したアルバム
《Destruction》を発表。ジャンルの壁を越えた音楽シーンを創造する団体としての活動を展開する。
同’98年1月、第10回“村松賞”受賞。2001年1月の第14回定期演奏会でショスタコーヴィチの残した弦楽四重奏曲全15曲を完奏。同年4月、第二ヴァイオリンを戸澤哲夫に交代。’03年6月にはベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を完奏。’01年11月からは「トリトン・アーツ・ネットワーク」との共催公演で《モルゴーア・クァルテット ショスタコーヴィチ・シリーズ》を5回に亘って行ない、’03年12月に2度目の完奏。’04年1月の第20回から’06年6月の第25回定期演奏会までの6回でバルトークの弦楽四重奏曲全6曲を完奏。‘06年9月には「トリトン・アーツ・ネットワーク」との共催でショスタコーヴィチ生誕100周年記念弦楽四重奏曲全曲演奏会を行ない、僅か3日間で全曲を演奏し話題を呼んだ。‘07年1月の第26回定期演奏会からは5回に亘って、ベートーヴェン中期弦楽四重奏曲を柱に20世紀の音楽を紹介するプログラムを開始、その斬新なプログラムと曲の核心に迫る演奏は常に話題と熱狂を呼んでいる。‘05年4月、マイスター・ミュージックから《ボロディン:弦楽四重奏曲集》を発売。モルゴーアという名称はエスペラント語(morgaŭa=明日の)に原意を持つ。

 
 

●第1ヴァイオリン 荒井英治 (あらい えいじ)
桐朋学園大学出身。ヴァイオリンを鈴木共子、江藤俊哉の両氏に師事。
’71年、全日本学生音楽コンクール中学校の部、東日本第2位。’73年、同コンクール高校の部、全国第1位。’79年から新星日本交響楽団、’80年から’88年までは東京交響楽団、そして、’89年からは東京フィルハーモニー交響楽団、と長年に亘ってコンサートマスターの重責を果たしてきている。現在、東京フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター。
●第2ヴァイオリン 戸澤哲夫 (とざわ てつお)
保井頌子氏の手ほどきにより、6歳よりヴァイオリンを始める。’97年、東京芸術大学を経て同大学院修士課程を修了。’98年11月より1年間“アフィニス文化財団、海外研修員”としてベルリンに留学、ライナー・クスマウル氏のもとで研鑽を積む。東京芸術大学大学院在学中の’95年1月に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスターに就任、現在に至る。
●ヴィオラ 小野富士 (おの ひさし)
3歳からヴァイオリンを始める。’81年東京芸術大学音楽学部器楽科ヴィオラ専攻卒業。同年7月から’85年12月まで東京フィルハーモニー交響楽団に副首席ヴィオラ奏者として在籍。加宮令一郎、中塚良昭、ウルリヒ・コッホ、菅沼準二の各氏に師事。’86年5月、第21回東京国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で斎藤秀雄賞受賞。’87年、NHK交響楽団入団、同年10月から同楽団フォアシュピーラー。
●チェロ 藤森亮− (ふじもり りょういち)
11歳よりチェロを始める。京都市立堀川高等学校音楽科を経て東京音楽大学に特待生で入学。’82年、第29回文化放送音楽賞受賞。’83年、第52回日本音楽コンクールチェロ部門で第1位。’86年、第21回東京国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で斎藤秀雄賞受賞。’87年、NHK交響楽団入団。’90年ミュンヘンに留学、翌年帰国。徳永兼一郎、上村昇、河野文昭、ワルター・ノータス、カリーヌ・ジョルジュアン、ピエール・フルニエの各氏に師事。現在、NHK交響楽団首席チェロ奏者。東邦音楽大学特任教授。国立音楽大学非常勤講師。東京芸術大学非常勤講師。

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